MOUNTAIN COLUMNS

現地からのレポートや、山上のワークスタイルについての記事を載せていきます

六甲山上Hike&Bikeアクティビティ

ROKKONOMADの近所にある、見晴らしが良いスポットの1つ「みよし観音」。この場所からも有馬温泉に向けたトレイルが続いている。 撮影=藤田 育

今回は、シェアオフィスの周りでできるハイキングと自転車のアクティビティについてまとめてみた。

ハイキングロードを軽い散歩気分で。 撮影=藤田 育

ショートコースのハイキングロード

ROKKONOMAD があるのは日本最古のゴルフクラブ「神戸ゴルフ倶楽部」のすぐそばだが、ゴルフ場の周りを40分〜1時間程度軽く散策するだけでも森林浴になり仕事にとりかかる前の気分を整えたり、仕事中のちょうどよい気分転換をするのにいい。個人的には鏡のように景色が映り込む池をただ無心に眺めるのが気に入りだ。

ROKKONOMAD近くの「ひょうたん池」に映り込む周りの景色。撮影=藤田 育

さらに毎回ちょっとずつコースの開拓をしてアレンジを加えたりすることも可能だ。環境省神戸自然保護官事務所がつくった「瀬戸内海国立公園 六甲山上散策マップ」が使いやすくてかなり使える。<PDFデータはこちら>

「六甲山上散策MAP」。使い過ぎてもはやボロボロ(笑)

《巨石エリア》(上の図版の赤字①)には山岳信仰にもとづいた奇岩と神社があり(六甲修験道の霊場ですね)、その横の急斜面になった細道を行くコースはちょっとアドベンチャー気分。
それから、「六甲山ビジターセンター」の駐車場の奥からは近畿自然歩道が始まっており、シュラインロードへと進むトレイルがある(上の図版赤字②)。

いずれも植物園やミュージアムが並ぶ県道16号明石神戸宝塚線から脇に入った道だが、六甲山上はアスファルト舗装されている道から入っていける土の道があちこちエアポケットのように点在していて、その中に入ると人の気配がなくなって一気にスイッチを切り替えられるところがいい。一人になって考えたいときに最適の隠れ場だ。

六甲比命大善神社。六甲山には古い修験道・山岳信仰の歴史もある。撮影=藤田 育

シェアオフィスまで歩いて登る

普段から山登りが好きな方なら、六甲ケーブルを使って山上のROKKONOMADに行くのでなく、ケーブル下駅の脇から出ているハイキングロードを歩いて向かうのも気持ち良い。ケーブルを使えば下駅から山上駅まで約10分だが、山上へ向かう最短ハイキングコース「油コブシ」を行くと、1時間ちょっと。実際に歩いてみたが自分の場合1時間10分だった(個人差あります)。

他に「アイスロード」と呼ばれるルートもあり、地元の人によればこちらのほうが沢やらトンネルがあって面白いらしい。次はこちらを歩いてみよう。ちなみに明治時代、六甲山上の氷室で保存した氷を春夏の夜に大八車を使い街に運び下ろすときに使っていた道なので「アイスロード」なのだとか。

六甲ケーブルの脇から登り始めるとすぐ港が一望。
風に揺れる森の音を聞きながら歩く。

有馬温泉と往復

ROKKONOMADからゴルフ場の横を通って歩くとすぐ、「みよし観音」という特に見晴らしの良い場所に出るが、そこは有馬温泉まで向かうトレッキングルート「紅葉谷道」までの途中のポイントでもある。ここからなら2時間くらいで温泉まで歩いていくことができる。もちろん、ROKKONOMADから六甲有馬ロープウェーの六甲山頂駅まで50分ほど歩いて、そこからロープウェーで有馬というのもありだし、よしんば、片道はハイキングで、帰りはロープウェーを使うというパターンでも。六甲の山歩きの良いところは、無理せず組み合わせができる点にある。

「みよし観音」展望台。大阪方面への眺め。有馬温泉へ向かうトレイルの途中地点。

自転車で走る楽しみ

自転車を車に積みこんで山上を走るのも気持ち良い(知り合いの中には自転車で街から山上まで登ってくるというツワモノもいます・笑)。六甲山は急峻な山だが(だから眺めが良いわけですが)、山上に来てしまえばなだらかなので気軽なサイクリングに向いている。ROKKONOMADを出るとすぐに県道16号明石神戸宝塚線に直結するが、その道を西に30分も行けば再度公園(ふたたびこうえん)という、池とその周りを巡る緑が美しい公園に着く。仕事の合間に走るのにちょうどよい距離。シェアオフィスに自転車を置いておいて、サッと風を感じてまた戻ってくる。そんなルーティンもいいかもしれない。

県道16号明石神戸宝塚線をサッと走るだけでも心地よい。 撮影=藤田 育
再度公園の修法ヶ原池。周りをジョギングしたりするのも楽しい。 撮影=藤田 育

この環境を満喫しない手はない

紹介した以外にもいろいろなコースがあり、自転車での楽しみも追求しがいもあるだろう。街に近い山だけに日常的に人々が開拓してきたルートや遊び方をシェアできる良さがある、それが六甲山。この身近な秘境を仕事の合間に楽しまない手なんてない。出張から戻りしな、ちょっとHike&Bikeして、それからオフィスで仕事するなんていう流れはどうでしょう?

六甲山ハイキングマップ 画像提供=兵庫県神戸県民センター

参考リンク

参考書籍

『六甲山 六甲山・摩耶山ベストコース』(山と渓谷社)

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